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【医・工・産学連携プロジェクト】疼痛,うつ病,パーキンソン病etc.の在宅治療を目指して


 今日,疼痛,うつ病,パーキンソン病などの難治性の精神・神経疾患に悩む患者は急速に増えています.これらの疾患に対する確立された治療法はありませんでしたが,反復経頭蓋磁気刺激(rTMS)が有効であることが確認され始め,rTMSへの関心は飛躍的に高まっています.

 rTMSは頭皮表面に置いた刺激コイルに電流を流しパルス磁場を生じさせ,電磁誘導を利用して刺激コイル直下の脳内神経を刺激する非侵襲な手法です.そのため,開頭手術が必要なく,感染症などの副作用の心配もないため,極めてメリットの大きい治療法となりえます.しかし,rTMSの治療効果には持続性がない為,患者は設備の整った病院に定期的に通院しなければならず,患者のQuality of Lifeの改善の為にも在宅利用を行いたいという強いニーズが医師・患者双方から生じています.

 rTMSの在宅利用を実現すべく,下図のようなプロジェクトチームが結成されました.本プロジェクトにおいて私達のグループは,「患者やその家族,介護者のような非医療従事者であっても,在宅において容易に患者の最適刺激位置を特定しrTMS治療を受けられるように,安価で小型な磁気センサを用いた刺激コイルナビゲーションシステムを開発する」という役割を担っています.
 
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 刺激コイルの位置(Present position)がモニタに表示されるため,
モニタを見ながら容易に最適刺激位置(Optimal position)へ誘導できる
ProjectTeam

プロジェクトチーム


リンク
  • 大阪大学脳神経制御外科学(帝人ファーマ)共同部門ホームページ

  • 2012年7月に神戸で開催されたCME2012での発表が,Best Student Peper Finalistを受賞しました.



  • 研究内容