更なる進化を目指して(競技会の反省)

 

構想で出てきたダイナミックなボールの回収を達成し、操作性も言うことなし、ゴール形式は打ち出す方法と運ぶ方法の二つを準備。向かうところ敵なしと思われたが、結果は何故か最下位。ここで一番予想される原因は、操縦者が下手だったのではないかと言うことだろう。しかし断じて否定したい。では敗北の原因を見ていこう。

 

 

ダイナミックなボール回収とか、無駄じゃない?:

競技スタート時、ボールはプラス玉とマイナス玉が交互に横に並べられている。つまり、ダイナミックにボールを回収してしまうとプラスとマイナスを同じぐらい回収してしまうのだ。この瞬間にボールを運んでゴールするメリットが大幅に減ってしまった。でもボールが区別できなくとも、打ち出すのならがプラス点を自分のゴールに、マイナス点を相手のゴールに入れれば良いんじゃないだろうかと思われるだろう。だかしかし。

 

ボールを打つ威力が強すぎた……:

回収したボールが出てしまわないように作った低い壁を越えなければいけないので、最低限威力は一定以上必要。しかしその威力でゴールに向かって打つと、ボールはゴールの壁で跳ね返ってゴールを出てしまう。試合数日前に判明したこの問題は、ボールをゴールに斜めに打ち込むことで跳ね返る威力を殺して解消しようとしたが、そのコントロールがこの小さなゴールに対して至極難しいのは言うまでもない。

 

結論:

この機体は競技に向いていなかったのではないだろうか。確かに性能は高い。遠隔操作で自由に操作できるし、水車を移動用モーターと連結してボールの回収にかかるモーターを一個節約したことでボールの打ち出しが可能だし、ボール収納個数最大6個は業界(今回の班の中で)最高クラスだろう。しかし、遠隔操作そんなにしなくても今回はリスタートというルールがあるし、ボールの打ち出しでゴールに入れることは難度が高いし、収納個数多くてもプラスとマイナスを交互に取るので意味がないし。性能にこだわり過ぎたために、競技に向かない機体になってしまったのが今回の最大の敗因だろう。けれど悔いはない。いや負け惜しみだけれど、僕達は自分達の機体を競技に向かなくとも最高のものに仕上げられたという自負がある。負け惜しみだけれど。

 

今後の課題としてはこの機体をどう競技向きにすべきかということだろうが、ボールを一度に多くかき集めてしまう水車構造が否定された今、根本的な機体の見直しが必要となってしまう。ここは作戦重視で、一度最初のボールの配置を機体を突っ込ませて崩してから、プラス玉だけ集めるなどの方法を考えた方が良いかもしれない。性能面から言えば、やはり四輪のその場に止まって回転は無理があるので、どうにか三輪にするということだろうか。あれほど言い訳をしたが、操縦者の練習も必須事項である。