試合結果のページ




結果の前に、競技会でいかにして勝つかということを考えて編み出した僕たちの作戦を紹介しておくと。
うちのマシン「かに」はその頭部に取りつけられた投石器で的を遠くからでも狙いうちにできるという性能を持っているが、
玉を打ち出したあと、次の玉を自身で供給できないという致命的弱点を持っていたのだ。
もっと時間があれば、完成間近だった供給用の装置かを取りつけられたのに!
仕方なく、僕たちは減点を覚悟して「かに」が玉を打ち出すごとに、玉を補充してやることにしました。
しかし、その方法なら他の班のように玉補充のためにスタート地点までマシンを戻す必要もなく、
「かに」の機動力と合わせれば、スピードで相手を圧倒し、勝ちをとれるのではと考えました。





そして、一戦目。

相手は憎き流し込む系マシン! 飛ばす系の僕たちからしてみればライバル!!
さぁ、いざ尋常に勝負!!
始まってすぐに相手マシンが猛ダッシュ、速攻で中央の的がピンポン玉で埋まる。
うちの「かに」はスタートの時点で標準がズレて変なところへ、玉を打ち出す。
相手マシンが再び的をピンポン玉で埋める。
うちの「かに」に玉を供給している河上くんが補充するための玉を持っていないことに気づく。
相手マシンが中央三つの最後の的をピンポン玉で埋める。
うちの「かに」が右端の的に一つ玉を入れる。僕たちが大喜びしている間にスリーカウント。

あれ? 負けた?





二戦目、三戦目と連敗し、そして最後の四戦目がやってきた!

ここまでは、相手が流し込む系マシンだったこともあり、玉が一つ二つ入っても意味のないくらいに大差の点数で負けてきたが。
最後の相手は同じ飛ばす系マシン! しかもあちらも今まで全敗している!
これは必ず勝たねばならぬ!! 僕たちはいっそう気合いを入れなおし試合にのぞんだ。
始まってすぐに、うちの「かに」が的に玉を入れる。これはさい先が良いぞ、と喜ぶ七班二人。
相手のマシンは玉を打ち出すも的まで届かず、どうやらマシントラブルの模様。
うちの「かに」が玉を連続で打ち出す! しかも十回に一回は入っている! 玉補充も問題なくできており、このまま行くかーと盛り上がる。
相手のマシンはいぜんとして、玉が的に入らず、どうやら致命的欠陥を抱えていた模様。
そして、戦いは終了。結果、相手は一つも玉を入れることができず、こちらは三個も的に入れることができた!

よっしゅあー勝っ「はい、七班の敗けね」
審判からかけられた声で我にかえり、よく考えてみると玉補充の分の罰則マイナス点を計算にいれると、うちの得点がマイナスに。
結局うちの班の負けになった。

そうして、僕たちの競技会は終わった・・・惨敗という形で。


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